一般社団法人有明未利用熱利用促進研究会

活動内容

未利用熱とは

▶ 未利用熱エネルギー
未利用エネルギーとは、工場排熱、地下鉄や地下街の冷暖房排熱、外気温との温度差がある河川や下水、雪氷熱など有効に利用できる可能性があるにも関わらず、これまで利用されていなかったエネルギーの総称です。
「未利用熱エネルギー」という範疇には多種多様なエネルギー源が包含されますが、現状では、廃熱と海水・河川水等の温度差に大別されます。
【排熱】
・工場排熱・清掃工場の排熱・変電所の排熱など
【温度差エネルギー】
・生活排水や中・下水の熱、地中熱
・河川水、海水の熱
・雪氷熱
(参考:国立研究開発法人 国立環境研究所HPより)
画像提供:NPO法人地中熱利用促進協会

地中熱

地中熱とは、地中およそ5m~10mよりふかいところは四季や天候に左右されず地温はほぼ等しくなっています。

そこにある自然エネルギーを地中熱といいます。
地中熱を取り出し、地上と地中の温度差に相当する自然エネルギーを活用する事で、
従来の空気を熱源とする空調システムにより環境に優しく経済的な空調システムを実現しています。

未利用熱活用の視察

2024年11月6日~7日に研究会会員・関係者で視察を行いました。

愛知県の豊川浄化センターとその浄化センターの放流水を利用してトマト栽培をされているイノチオみらいファームを視察いたしました。
イノチオみらいファームは浄化センターの放流水を管の周囲へ流し、内部に風を送り込むことでハウス内の空気を温めます。
この仕組みによって、従来からA重油の使用量を30%削減することを目指しています。

二日目は愛知県の会員企業へ視察訪問させていただきました。


豊川浄化センターにて汚水処理の仕組みの説明
イノチオみらいファームにて施設概要説明
会員企業

CONTACT

一般社団法人有明未利用熱利用促進研究会は佐賀平野を中心に未利用熱利用システムの技術向上と普及を目的とし活動しています。

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