一般社団法人有明未利用熱利用促進研究会

導入事例

浜玉ミカン栽培ビニールハウス

施設概要

 地中熱空調システムと既設の重油ボイラーを併用することにより重油ボイラーの燃油消費を抑え、低コストで安定したハウスミカンの栽培を研究するための実証試験環境を確立するために、令和3年度に地中熱交換器設置および設備工事を行った。

SAGAサンライズパーク

【施設概要

佐賀県が2024年のSAGA2024(国スポ・全障スポ)、さらにその先の佐賀の未来を見据えて整備を進めてきたSAGAサンライズパーク

 

主要施設である「SAGAアリーナ」(20235月オープン)や水泳場「SAGAアクア」(202110月オープン)において大幅なCO²の削減を目指し、県有施設として初となる地中熱を利用する空調設備を導入した

出典:佐賀県より

東よか干潟ビジターセンター「ひがさす」

【施設概要

渡り鳥「シギ・チドリ類」の渡来数で日本一を誇る「東よか干潟」。そうした豊かな自然環境や生物多様性の保全に取り組むと同時に、持続可能な利用によって地域を活性化しようと地元・佐賀市が整備した。

CO2排出量削減へ地中熱を熱源とした空調システムを利用。

東よか干潟の「保全・再生」のための拠点施設で環境教育にも力を入れている。

出典:佐賀市より

個人宅

ゲストルームとリビングに輻射パネル設置
2階リビング 輻射パネル
1階ゲストルーム 輻射パネル

佐賀県果樹試験場

施設概要

県果樹試験場はこれまで重油ボイラーの燃油使用量の削減のため空気熱ヒートポンプと組み合わせたハイブリット加温技術を開発し、暖房コストの削減を実証してきた。

しかし空気熱源ヒートポンプは冬期のデフロスト(霜取り)運転でハウス内の温度が変化しやすく、また電力コストが高くなることから夏期の冷房利用も課題となっていた。

そこでデフロスト運転のない地中熱ヒートポンプに注目し、2020年から重油ボイラーと組み合わせた加温装置の実証実験をスタート。

CONTACT

一般社団法人有明未利用熱利用促進研究会は佐賀平野を中心に未利用熱利用システムの技術向上と普及を目的とし活動しています。

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